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2014年04月09日

#ねログ フワッと書評レッスン「檸檬のころ・試着室で(略)・ジャッジ!」

どうも、ねいじまとーこです。

本はよく読むのですが、ねいじま、致命的な欠点があります。
それは、
感想を書くのがとても苦手。
テキストがうまく書けない。

この2点、治していきたいっ! 練習、せねばっ………!!
ということで、2014年度のイヤーワークを、

「一日一冊本を読み終える。そんで書評書く」

にいたしました。(2013年度のイヤーワークは自撮り)
ということで、4/1から4/6までに読んだ本

4/1 試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。/尾形真理子
4/2 檸檬のころ/豊島ミホ
4/3 パインズ──美しい地獄──/ブレイク・クラウチ
4/4 ルーティーン/篠田節子
4/5 第七官界彷徨/尾崎翠
4/6 ジャッジ!/澤本嘉光

の中から、3つの書評を残しておきたいと思います。
書評って、難しいんやね…………(遠い目)



尾形真理子「試着室で思い出したら本気の恋だと思う」
女子なら誰もが共感してしまう、せつないコピーと鮮やかな色彩が印象的な「ルミネ」の広告まとめ - NAVER まとめ

去年の服が似合わなかった。わたしが前進しちゃうからだ。


 コピーライター尾形真理子の初小説。LUMINEのポスターで使われたコピーを冠した短篇集(ポスターについては、Naverまとめで画像とともにまとめられていたので、そちらを御覧ください)。著者はプロ論というインタビュー記事で、このコピーが「女の子にとって買い物は単なる消費行動ではない」「彼女たちの物語」を圧縮したものだと語っている。ファッションビル・ルミネに服を買いに来る彼女たちの「服を買う」という行為を、作中では東京の街角にあるセレクトショップ”Closet”へ濃縮還元している。
 全編を通してひとつ言葉がていねいに選ばれている印象を受けた。コピーライターゆえか行間に含みを持たせる技術に感服する。展開の山はなく、少しばかり値の張る洋服を買う女性と、買い物に至る背景が繊細な文体で描かれる。
 コピーと同じで、洋服に興味がある20代から30代の女性を想定されているらしく、ファッション用語に疎い読み手は躓くかもしれない。その意味で女性向け。(400字)



豊島ミホ「檸檬のころ」

ついでにちょっと君に電話したくなった(東京/くるり)


 「高校時代」をテーマにした連作集。田舎町の高校を舞台にしている。後書きで作者は自身の高校生活について「私の高校生活は暗くて無様なものでした」と振り返っている。なるほどこの小説、きっと中学高校時代を明るく楽しく元気よく過ごしたようなやつには書けない。私自身、中高時代は色んな意味でダークサイド、どうしようもなかった。結果読んでいるうちにフラッシュバックして本を壁に投げつけたくなった。高校時代ってやつは、どうしてあんなにああなんでしょうね。大人と子供の間で悪いとこどりしてる感じ。きっと、10年後は今の自分を見てそう言っているんだろうけど。あの無様な感じが、時が経てば経つほどうつくしく思えてきてしまうのは、人間の防衛本能なのでは。
 話は変わりますが、田舎を舞台にした小説は、往々にして季節の描写が濃いなと思う。アーバンな小説じゃ、四季は感じるものではなくて、意識して触れにいくものが多くて、田舎は季節と生活が密接しているような気がする。これは映画「もらとりあむタマ子」でも思ったな。
 連作の中で、ねいじまのようなサブカル腐れ女に、「ラブソング」をおすすめします。「くるりのさあ、『東京』知ってる? メジャーデビュー曲」という科白があるんですけれども、もう、あのころの「(学校で)メジャーじゃない曲なんだけどその界隈では有名なあの曲を知ってるアタシ」グルーヴが痛い。今から思うとバッカじゃねえのと思う。でもそんなだった自分は嫌いじゃないです。よく言うところのロキノン厨で、女子カースト底辺さまよってた、そんな女の子にすすめたいと思っています。(666字)


澤本嘉光「ジャッジ!」


美味しいものは美味しい。


 尾形真理子「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」でも、ほぼ日の糸井重里でも思うんですけれども、どうして広告代理店の人の小説やテキストは、みんなおんなじ味なんだろう? と思います。印象がみんなおんなじ、白い陶板にキレーに文字入れして、単語単語のチョイスが光る、みたいなテキスト。台詞ひとつや、フレーズひとつ、は印象に残るのですが、文章全体はあまり印象に残らない。「広告代理店の人が書いている」小説以外にも、「映画やアニメのノベライズ」もそうですね。この小説はどっちもあてはまっているので、つまりはそういうことです。
 ジャッジ! は2014年の1月に封切りされた映画のノベライズ。映画の監督をしていた澤本嘉光が書いています。小説自体について言うことは特になし。映画を見てから、ああこの登場人物、なんか急に出てきて突然ヒロイン攫っていってたけど、こういう立ち位置やったんやな、とか、このシーン、やっぱりそういう意味か、と映画を思い返す副読本のような立ち位置。ジャッジ! の映画がとてもよかったので、読んでみました。(450字)




今回は以上です。この一年でテキスト力を上げられたらいいなと思います。

それじゃ、Tschüss!

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posted by やおよろズ at 11:12 | Comment(0) | ねいじまとーこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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